ビットスライスとは? わかりやすく解説

ビットスライス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/03 00:07 UTC 版)

ビットスライスとは、コンピュータのプロセッサの処理などを、小さなビット幅ごとに分割(スライス)すること、あるいはそのように分割して、小さなモジュールなどの組み合わせによって処理すること。そのようにして構成されているプロセッサないしその部品をビットスライスプロセッサと呼ぶ。ビットスライスプロセッサを構成する部品のうち、特にいわゆるデータパスを構成する部品は、各オペランドを所定のビット幅ぶん(スライス)だけ処理する。


  1. ^ 繰上り(キャリー)だけは下から上に伝搬させる必要がある。
  2. ^ EDSAC 2の責任者であったウィルクスが振り返って書いた1992年の文献( doi:10.1109/85.194055 )の梗概に「At the mechanical level of organization, EDSAC 2 was packaged in a bit-sliced manner, with interchangeable plug-in units.」とある。
  3. ^ Matthew Kwan (1998年). “Bitslice DES”. 2013年2月2日閲覧。
  4. ^ Eli Biham (1997). A Fast New DES Implementation in Software. http://www.cs.technion.ac.il/users/wwwb/cgi-bin/tr-info.cgi?1997/CS/CS0891. 


「ビットスライス」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ビットスライス」の関連用語

ビットスライスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ビットスライスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのビットスライス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS