ヒメモチとは? わかりやすく解説

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姫黐

読み方:ヒメモチ(himemochi)

モチノキ科常緑低木

学名 Ilex leucoclada


ヒメモチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/30 05:03 UTC 版)

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ヒメモチ
福島県会津地方 2009年6月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: ニシキギ目 Celastrales
: モチノキ科 Aquifoliaceae
: モチノキ属 Ilex
: ヒメモチ Ilex leucoclada
学名
Ilex leucoclada (Maxim.) Makino
シノニム

Ilex integra Thunb. var. leucoclada Maxim.

和名
ヒメモチ(姫黐)

ヒメモチ(姫黐、学名:Ilex leucoclada)は、モチノキ科モチノキ属常緑低木

特徴

積雪に適応した種で、高さは1mになり、幹はしなやかである。は、長さ0.8-1.5cmの葉柄をもって茎に互生する。葉は厚く、形は長楕円形で、先端はやや鈍く尖り、基部は鋭形で葉柄に流れ、葉身の長さ5-15cm、幅1.5-4cm。両面無毛で、ふつう全縁であるが、まれに上部に細かい鋸歯があるときがある。

花期は6-7月、雌雄異株雄花雌花とも緑色がかった白色の4弁花を咲かせる。果実は10-11月頃、径1cmほどの球状に赤熟し、翌年の花期の頃まで見られる。

分布と生育環境

北海道の西南部、本州の東北地方、北陸地方から山陰地方の日本海側に分布し、多雪地の林床に自生する。

ユキツバキハイイヌガヤヒメアオキエゾユズリハツルシキミなどの日本海要素の常緑地這植物とともに、ブナ林などの林床にみられる。

雑種

  • オオツルツゲ Ilex × makinoi H.Hara -ヒメモチツルツゲとの雑種と考えられ、ヒメモチより小型で、ツルツゲよりは大型で、東北地方にまれに見られる。

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