パラグアイのインフレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/20 23:38 UTC 版)
「グアラニー (通貨)」の記事における「パラグアイのインフレ」の解説
近隣諸国の多くが悪性インフレに苦しんでいた1970年代にありながら、親日家としても知られていたアルフレド・ストロエスネル大統領による堅実な経済運営が功を奏し、インフレの抑制で一定の成果を上げていたパラグアイ経済も、1980年から1989年にかけては毎年30%前後の高インフレが持続するなど、綻びが次第に露呈(ただし、それでも同時期に大半の国々でハイパーインフレが進行していた南米大陸において最もインフレ率が低かった)。1990年の年率45%をピークにインフレは徐々に沈静化へと向かった(1996年以降は年率で2桁を切る年が多くなった)ものの、景気の恒常的な低迷や貧困の拡大など問題は山積しており、その前途は困難を極めている。
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