パマンジ島とは? わかりやすく解説

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パマンジ‐とう〔‐タウ〕【パマンジ島】

読み方:ぱまんじとう

Pamandziコモロ諸島東部フランス海外県であるマヨット島属島通称プチテール。マヨット本島の東に位置する本島との間に突堤結ばれた小島があり、1962年までコモロ諸島首都ザウジ置かれた。北部に、ジアニ湖という硫黄分溶け込み緑色見え火口湖がある。


パマンジ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 08:58 UTC 版)

パマンジ島
プティットテール
上:パマンジ島の東海岸にあるモヤビーチ
下:マヨット全域の地図。右側の小島がパマンジ島
所在地 フランス
所在海域 モザンビーク海峡
所属諸島 コモロ諸島
座標 南緯12度47分0秒 東経45度17分0秒 / 南緯12.78333度 東経45.28333度 / -12.78333; 45.28333座標: 南緯12度47分0秒 東経45度17分0秒 / 南緯12.78333度 東経45.28333度 / -12.78333; 45.28333
面積 10.95 km²
最高標高 203 m
最高峰 La Vigie[1]
最大都市 ザウジ
プロジェクト 地形
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パマンジ島(パマンジとう、シマオレ語:Pamanzi)またはプティットテールプチトテールフランス語: Petite-Terre)は、モザンビーク海峡に位置するコモロ諸島を構成する島の一つ。行政上は、南側をパマンジ英語版、北側をザウジの二つの小郡に分割されている。

一帯にはマングローブ干潟海草藻場が多く、タイマイアオウミガメベンガルアジサシなどの移動性の動物だけではなく、マダガスカルサギ英語版クモIdioctis intertidalisフランス語版などのコモロ諸島とマダガスカル固有種も生息している。2011年にラムサール条約登録地となった[2]。 島の北端には、硫黄水で満たされた火口湖ジアニザハがある。[3]

第二次世界大戦中、その戦略的価値を理由にヤン・スマッツの指示で連合軍が占領したパマンジは、かつてはマヨット島唯一の空港と首都ザウジがある最も重要な島であった。[4]しかし、1977 年にマムズウが新しい首都として選ばれた。 フレンシュロン基地をはじめとする軍事エネルギー等の施設はマヨット島ではなく、パマンジ島に集められている。

交通は、ザウジ・パマンジ国際空港英語版を島の南側に有し、マムズとの間は海路によって結ばれている。ザウジには小規模なヨットハーバーがある。

出典

  1. ^ Mayotte - Villa Mayotte”. 2012年12月17日閲覧。
  2. ^ La Vasière des Badamiers | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2023年7月13日). 2023年7月20日閲覧。
  3. ^ Sailing Directions for the South Indian Ocean, Madagascar and the Islands West of Longitude 90° East. U.S. Government Printing Office. (1945). p. 208. https://books.google.com/books?id=44sNAQAAIAAJ& 
  4. ^ Falola, Toyin; Parrott, R. Joseph; Sanchez, Danielle (2019). African Islands: Leading Edges of Empire and Globalization. Boydell & Brewer. p. 197. https://books.google.com/books?id=M_adDwAAQBAJ& 

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