パトローネを直接使う現像方法とは? わかりやすく解説

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パトローネを直接使う現像方法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:54 UTC 版)

現像」の記事における「パトローネを直接使う現像方法」の解説

富士写真フイルム以前「ダークレス」という商品名簡易現像器を市販していた(ネオパンSS終了と時を同じくして2013/03に出荷終了)。これは、パトローネが入るくらいの簡易現像器に撮影済みフィルム入ったパトローネそのまま入れて専用現像液現像定着を行うものである遮光ケースであるパトローネ入ったまま処理できるため暗室不要であるが、処理中に薬品パトローネ内部循環させるためハンドルを常に回転させ続ける必要があり、薬液循環うまくいかなくなると現像ムラが出やすい。また、回転方向間違えたまま無理に回すとフィルム内部折れ曲がってしまう、などの欠点がある。しかし、使用する薬液の量が通常のタンク現像より少なくて済み暗室持たない初心者や、暗室のない場所で現像要求される場合にも対応できるという点で、手軽な簡易現像であった。本来はネオパンSS専用モノクロ現像キットであるが、薬液入れ替えることでカラー現像応用するアマチュアもいる。 なお以前から「割りばしドンブリ法」と名付けられた、ドンブリ鉢現像液入れパトローネ沈めて割り箸回転させながら現像を行う方法書籍紹介されていた。フィルムを完全に巻き取ってパトローネ入れてしまうのではなく、端を少し残してテープ固定しておくことや、現像前にパトローネごと水洗いしておくといった工夫知られており、これはダークレス現像キットにおいても有効な方法である。現在ダークレスの入手は困難であるが、富士写真フィルムのフィルムケースを加工して同様のことを行う方法がある。

※この「パトローネを直接使う現像方法」の解説は、「現像」の解説の一部です。
「パトローネを直接使う現像方法」を含む「現像」の記事については、「現像」の概要を参照ください。

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