パテント問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 09:22 UTC 版)
陸軍の懸念は的中し1937年(昭和12年)にNAP系列の発動機を装備した神風号が訪欧飛行に成功した直後、神風号の発動機に関する情報を入手したライトが、製造権購入前にライトの発動機を模倣していたとして、製造権購入契約に基づいて同社に派遣されていた中島の技師の工場内立入りを禁止する事態になっている。中島側が神風号の発動機とライト サイクロンとの相違点を説明して何とか解決し、幸いにして大きな国際問題とはならなかった。
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