パッシブセーフティ
受動的安全性のこと。事故時および事故後における乗員保護のための安全技術の総称をいう。シートベルトやヘッドレストなどは1970年以前から多くの自動車に採用されている代表的なものである。自動車乗員に対するパッシブセーフティではボディの基本性能がもっとも効果があるとされており、日本の自動車メーカーではボディの安全思想に独自の呼称と基準を設けている。ドアパネル内に設定されているサイドインパクトバーは、側面衝突時に乗員へのダメージを抑えることをおもな目的としたもの。現在はシートベルトとの併用によるSRSエアバッグ、2000年4月から日本で法制化されたチャイルドシート、衝突後の乗員の脱出性や救出性もパッシブセーフティに含まれる。
反対語 アクティブセーフティ参照 エアバッグ、サイドインパクトバー、シートベルト、ヘッドレスト
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