バーチャルラック(音源・エフェクト機能)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/23 20:02 UTC 版)
「Reason (ソフトウェア)」の記事における「バーチャルラック(音源・エフェクト機能)」の解説
「バーチャル・ラック」システムは機材を組み込んだスタジオラックを再現し、シンセサイザーやエフェクターのデバイスを搭載できる。ラックデバイスは実物と同じようにツマミ操作したり並べ替えたりでき、また裏側を表示してオーディオ/CVケーブルの着脱もできる。これによりモジュラー式のアナログシンセサイザーのように、アイデア次第で新しい機能やサウンド表現を与える使い方ができる。 また「ライブサンプリング」機能により、サンプラーは(演奏専用のいわゆるプレイバックサンプラーではなく)実際にマイクなどから音をサンプリングできる。ボタンを押さえて離すだけで録音が完了し、無音部分も自動カットされる。 2012年のバージョン6.5からは「Rack Extension(RE)」規格によって純正・サードパーティー製のラックデバイスを追加拡張できるようになった。REは専用に開発された規格で、オーディオ/CVケーブルといった独自機能にも対応し、直営オンラインショップによる製品・デモ版の同時提供やライセンス管理といったサービスが図られている。2015年現在ではコルグなどのメーカーから280以上のREが発売されている。
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