バヴルィとは? わかりやすく解説

バヴルィ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/04 02:28 UTC 版)

座標: 北緯54度22分59.88秒 東経53度16分59.88秒 / 北緯54.3833000度 東経53.2833000度 / 54.3833000; 53.2833000

バヴルィの紋章

バヴルィ(バブルイ、ロシア語: Бавлыラテン文字表記の例: Bavly)、あるいはバウルィタタール語: Баулы, Bawlı)はロシアタタールスタン共和国南東端にある町。人口は2万1628人(2021年)[1]

カマ川水系のイク川の支流、バヴルィ川沿いに建つ。周囲はブグリマ=ベレベーイ丘陵という石灰岩砂岩の小高い丘陵地帯で、地下には石油天然ガスが埋蔵されており、レニノゴルスクブグリマアズナカエヴォ、オクチャブリスキーといった油田の町が集中している。タタールスタンの首都カザンからは南東へ370km。すぐ東はバシコルトスタン共和国との境界で、南と西はオレンブルク州との境界になる。

歴史

バブルィにおける石油採掘の先駆者たちの碑

この地には17世紀から18世紀には町が作られていた。バヴルィの町の創建の年は1626年という資料もあれば、1755年という資料もある。

ソビエト連邦時代の石油開発によってバヴルィの町は大きくなった。1950年には都市型集落となり、1997年9月17日に市となった。

文化・産業・交通

バヴルィには歴史博物館がある。

主な産業は石油と天然ガスの採掘で、タタールスタンの石油会社タトネフチの子会社バヴルィネフチが生産に当たっている。油田・ガス田以外では、農業が中心になっている。

ウリヤノフスクからチシムィ(バシコルトスタン共和国)を経てウファに至る鉄道のユタザ駅が最寄り駅で、町の中心からは40km離れている。また、モスクワからサマーラを経てチェリャビンスクに至るM5幹線道路がバブルィを通過し、カザンからオレンブルクに至る国道と交差している。

姉妹都市

脚注

  1. ^ city population”. 2023年5月4日閲覧。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バヴルィ」の関連用語

バヴルィのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バヴルィのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバヴルィ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS