バックマン線図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 09:46 UTC 版)
バックマン線図 (Bachman diagram) はデータ構造図の一種であり、ネットワークモデルや関係モデルの論理データ設計に用いられる。この場合のデータモデルはシステムにおけるデータ格納方法とは切り離されている。データベース研究の先駆者チャールズ・バックマンが考案したことからその名を冠しており、主にソフトウェア設計で使われている。 関係モデルにおける関係は属性間の結びつきであり、その関係における全てのキーに推移的従属性を持つわけではない。関係間の結合は、属性の一致に基づく。それぞれの関係について四角形を描き、関係間の結合を矢印で四角形同士をつなぐことで表す。矢印にはそれぞれ多重度を表示する必要がある。1対N、1対1、N対Nなどがある。ただし、N対Nは避けるべきで、2つの1対Nの結合に置換しなければならない。
※この「バックマン線図」の解説は、「データ構造図」の解説の一部です。
「バックマン線図」を含む「データ構造図」の記事については、「データ構造図」の概要を参照ください。
バックマン線図と同じ種類の言葉
- バックマン線図のページへのリンク