バゴンギバッグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/01 08:29 UTC 版)
「ロベルタ ディ カメリーノ」の記事における「バゴンギバッグ」の解説
ヴェネツィアに戻ったジュリアーナは、祖父の染色アトリエであった場所(Loredan Grifalconi Palace)にバッグ作りの工房を開く。バッグは靴の色と会うものでなければならないという従属的な役割を否定し、個性を独自に発揮するバッグを次々と創造し始める。1948年にデザインされた「バゴンギ」(ジュリアーナが幼い頃から大好きだったサーカス小屋の道化師の名前からつけられた)は、半世紀以上経った現在でもロベルタ ディ カメリーノを代表するバッグ(イットバッグ)。19世紀の医者が使っていた鞄にヒントを得て、エレガンスと実用性の両面を満足させ、あらゆる場面にもふさわしいようデザインされた独特な形を作り出した。また、当時バチカン御用達であった織元(ベビラックワ)で高価な手織りのベルベットを素材として使用し、独特の深みある発色と手触りで、他に類を見ないバッグとなった。
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