バイキング1号の写真
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 02:42 UTC 版)
「火星の人面岩」の記事における「バイキング1号の写真」の解説
1976年7月25日、NASAのバイキング1号が撮影した火星表面の写真の中に奇妙なものが発見された。 それは、火星のサイドニア(シドニア)地域を撮影したものの中に長さ3km、幅1.5kmに及ぶ巨大な人の顔のような岩が写っているというものだった。NASAは「光と影の具合で、岩山が偶然人の顔のように見えるだけ」と発表したが、NASAの見解に納得しない者たちは独自に画像の分析をして「人面岩には眼球や歯のような物がある」「涙を流した跡がある」「人面岩の付近にはピラミッドのような建造物がある」「口が動き、何らかの言葉を発している」等といった見解を発表し、その度に世界中で話題になった。なお、火星にピラミッドのように見える地形があるのは事実である。 その結果、「人面岩は古代火星人の遺跡だ」「地球人が火星に建造した人工物だ」等の憶測を呼び、SF映画『ミッション・トゥ・マーズ』、ビデオゲームなどフィクションの題材となり、テレビ番組や音楽の分野でも取り上げられた。
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