ハード選定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 09:26 UTC 版)
開発チームが企画を佐藤浩に提出したところ、佐藤は試作機を気に入り、自身がプロデューサーを務めることにし、本作を任天堂から発売することに決めた。 企画が出された際NINTENDO64かゲームボーイカラー向けに出すという話が出ていたものの、ゲームボーイカラーはオブジェクトの回転機能がないため、棒そのものを回すことができなかった。回っているように見せることはできるものの、その場合は背景を描くことができなくなるという欠点があった。64にはオブジェクトの回転機能があった一方、当時の64用ソフトは7,800円ほどしていたため、シンプルなシステムの本作とは不釣り合いであると佐藤は感じていた。佐藤が半ばあきらめていたころ、オブジェクトの回転機能を有するゲームボーイアドバンスが発売されるという噂を聞き、任天堂社内でアドバンス向けの試作機を作成したうえでエイティングに提案し、エイティングもそれを受け入れた。そしてゲームボーイアドバンスのローンチタイトルとして発売された。
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