ハリスンによるデモ音源
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「オール・シングス・マスト・パス (曲)」の記事における「ハリスンによるデモ音源」の解説
1月28日にアップル・スタジオで行われたセッションで、ハリスンはレノンとオノ・ヨーコに「ビートルズというものをより大事にしたい」という理由から、自身の未使用の楽曲を集めたソロ・アルバムを制作することについて話した。レノンは、ハリスンのこのアイデアに賛同。作家のブルース・スパイザー(英語版)は、レノンはバンドがハリスンの曲に取り組まなければならないことを「惜しむ」ことに熱心だったことを示唆しているが、サルピーとシュヴァイクハートは、レノンの熱意はソロ・プロジェクトにより、自身とオノが「ビートルズ内で軋轢なく」自分たちのレコーディング活動を続けることができるからだと考察している。 26歳の誕生日にあたる1969年2月25日、ハリスンは1人でEMIスタジオに入り、本作と「オールド・ブラウン・シュー」と「サムシング」の3曲のデモ音源を録音した。ケン・スコット(英語版)をレコーディング・エンジニアに迎え、「オール・シングス・マスト・パス」を2テイク録音し、テイク2にエレクトリック・ギターが追加された。この時に録音されたデモ音源は、1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に収録された。
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