ハイブリッド・ルーディメンツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 08:43 UTC 版)
「ルーディメンツ」の記事における「ハイブリッド・ルーディメンツ」の解説
年の経過と共に、他にも数多くのルーディメンツのパターンが非公式に現れて独創的な名前が付けられているが、これらの大半は当初の40のルーディメンツに基づくものである。こうしたものは「ハイブリッド・ルーディメンツ」もしくは「ハイブリッズ」と呼ばれ、特にマーチングバンド[訳語疑問点]やドラムコーでは一般的なものとなっている。注目すべき例として、左右交互のスティックで演奏されるドラッグである「ヘルタ」、装飾音のついたディドルである「チーズ」、"RRRLL"と打つ5連符である「エッグビーター」(泡立て器)などがある。こうしたハイブリッズはさらに創造的かつ難しいハイブリッズへと移行してゆき、例えばインバーテッドフラムタップで、フラムの代わりにチーズとなる「チーズ・インバート」やパラディドル・ディドルに1つのエッグビーターと各手1つずつ2つのディドルが続く「ディドル・エッグ・ファイブ」などが生まれた。ハイブリッド・ルーディメンツはマーチングバンドの打楽器奏者のルーディメントの語彙としてますます重要になってきている。こうした数多くのハイブリッド・ルーディメンツは名前や起源もさまざまであり、同じものでもいろいろな名前が付いている場合もあるので、こちらにある最も一般的なハイブリッド・ルーディメンツのリストを参照――Hybrid Rudiment Library。
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