ハイブリッド・パイプオルガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 17:00 UTC 版)
「電子オルガン」の記事における「ハイブリッド・パイプオルガン」の解説
教会用パイプオルガンに電子技術を後付けする「ハイブリッド・パイプオルガン」は1930年代に登場した。 1934年、フランスのアビィ・プジェ (Abbé Pujet) がバイプ・オルガンに電子技術を加えた「ラジオ・シンセティック・オルガン」(electroacoustic Orgue Radiosynthétique)を制作しNotre-Dame du Liban de Parisに設置。 多くの場合、パイプ音高の気温追従性と電子音の安定性の問題があり実用に耐えるものは少なかった。 宮城県白石市キューブのオルガンはパイプ音と電子音の複合楽器である。この楽器ではその時の気温のパイプ音高に追従する手動スイッチがあるが段階式である。
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