ネルソン・オルグレンとは? わかりやすく解説

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ネルソン・オルグレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/08 01:05 UTC 版)

ネルソン・オルグレン

ネルソン・オルグレンNelson Algren1909年3月28日 - 1981年5月9日)は、アメリカ合衆国作家

ミシガン州デトロイトで生まれ、イリノイ大学卒業。『黄金の腕』などの長編小説で国際的に高い評価を受けたが、地元シカゴでは歓迎されなかった。1950年全米図書賞受賞。1949年頃、渡米したシモーヌ・ド・ボーヴォワールと恋愛関係にあったが、ボーヴォワールがサルトルのもとに戻ったため恋愛は終わった。

日本においては寺山修司に影響を与えた[1]ことでも知られる。1969年に来日している。

著書

  • 『朝はもう来ない』(Never Come Morning(1942)、宮本陽吉訳、パトリア) 1958
    のち河出書房新社 
  • 『黄金の腕』(The Man with the Golden Arm(1949)、高橋豊訳、早川書房) 1956
    のちハヤカワ文庫  
  • 『荒野を歩め』(A Walk on the Wild Side(1956)、三谷貞一郎訳、晶文社) 1975 
  • 『シカゴ、シカゴ』(Chicago, the City on the make(1951)、中山容訳、晶文社) 1988

映画化された作品

脚注

注釈

  1. ^ 寺山がシカゴに初めて訪れた際、家に泊まらせていた。そこで、エッセイストのスタッド・タッカーを寺山に紹介したことで、寺山が『路地』を制作するきっかけになった。「身体を読む 寺山修司対談集」、寺山修司、国文社、1983年、p190

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