ネパールの主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 05:46 UTC 版)
ネパールは世界遺産の候補地として、UNESCOに1996年9月2日付でテライ平原西部のルパンデヒ郡(英語版)ルンビニ地区およびティラウラコットをブッタ生誕地として申請し、ルンビニ地区のみ1997年に候補地リストに掲載されている。だがUNESCOがティラウラコットに関しては専門家らの見解を求めるべきだとした結果、前年にルンビニの現地調査を行ったブラッドフォード大学の考古学班が2001年に派遣されることになった。この調査で紀元前1000年—6世紀ごろの陶器類は見つかったものの現存する遺跡類はブッダよりも後の時代のものだとされた。 ネパールは世界遺産委員会との協議を継続すると、2012年には指定地域を測量図上に示し、2018年の答申では世界遺産指定地域内で進行している開発行為ほか、第43回世界遺産委員会(2019年)までにICOMOSの質問事項の対応策をまとめて報告するよう勧告を受けた。
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