ネクトンとプランクトン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 21:37 UTC 版)
「生活型 (水生生物)」の記事における「ネクトンとプランクトン」の解説
ネクトンは、遊泳力が高く、自らの力で水流に逆らって泳ぐことの出来るものであり、大部分の魚類がこれに当たる。 プランクトンは、遊泳能力がないか、さほどないものをさす言葉である。狭義には運動能力がまったくないものを指すことになる。多くは水と同じ程度の比重で、体積辺りの表面積を大きくした構造になるものも多い。多少は移動能力があっても、十分に水を切って移動するほどでなければプランクトンとすることが多い。大きさにはこだわらないので、エチゼンクラゲなどもこれに含めてよい[要出典]。しかし、小型であれば遊泳能力は相対的に低くなるので、プランクトンとして認められる場合が多い。 小型であるので広範囲を泳ぐことはないが、微視的には遊泳して移動するものをマイクロネクトンと呼ぶ。オキアミなどはこれに当たる。
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