ネガティブスクリーニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 07:36 UTC 版)
「社会的責任投資」の記事における「ネガティブスクリーニング」の解説
SRI投資先の選択に際して、投資基準に見合わない企業を投資先リストから排除し、排除後のリストを用いて投資先の選定を行う手法。欧米のSRIファンドの多くで採用されており、一般的な排除業種は、(1)軍需産業、(2)たばこ産業、(3)原子力産業(含む原子力発電設備)、(4)アルコール産業、(5)アダルト産業、である。欧米では、これらの排除基準が広く受け入れられているが、日本においては(3)原子力産業を排除すると、電力会社のうち、沖縄電力と電源開発(J-POWER)以外の全ての電力会社が排除される。また、アルコールについては、日本でも社会悪であるとの認識に比較的合意が得られているものの、欧米ほどの強い抵抗はないなど、欧米のネガティブスクリーニングをそのままの形で日本に適用することは困難である。
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