ニューヨークへの入植
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 14:39 UTC 版)
「リチャード・モントゴメリー」の記事における「ニューヨークへの入植」の解説
モントゴメリーはニューヨーク市の北13マイル (21 km) にあるキングスブリッジで農園を購入した。周辺との調整をしているときにジャネット・リビングストンとの親交を新しくした。ジャネットは後に「礼儀正しさの故に私を訪問させた」と回想していた。モントゴメリーはジャネットに父から許可を得た後、1773年7月24日にジャネットと結婚した。 モントゴメリーは結婚後に農園を賃貸しに変え、妻の小さな住まい「グラスミア」があるラインベックに移転した。そこでは周辺の土地を購入し、囲いを立て、畑を耕し、製粉所を建設し、より大きな家を建てるための基礎を置いた。「私の人生でこんなに幸福な時は無かった」と語ったが、その後に「これが続くことはない、それは長続きしない」と付け加えた。結婚してから3か月後、ジャネットはモントゴメリーがその兄と決闘して殺される夢を見たと告げた。モントゴメリーは「私はいつもこの幸福が長続きしない。...できる限り生活を楽しんで残りは神に委ねようと言っていたよ」と答えた。 モントゴメリーはこのときアメリカ独立派であるリビングストン家との絆ができていたので、イギリス政府に対抗するようになり、イギリス人ではなくアメリカ人だと思うようになっていた。イギリス政府は抑圧的であり、専制性の国のように振舞うと考えるようになっていた。
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