ニュータイプ主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 23:46 UTC 版)
「アフターウォーの勢力」の記事における「ニュータイプ主義」の解説
ザイデル総統が思想統制に利用したのは「ニュータイプ」と呼ばれる存在であった。特異な能力を持ったニュータイプと呼ばれる人々を「人類の革新」と位置づけ、宇宙に住まう人々(スペースノイド)はその最初の一歩であるとしたのである。ザイデルの提唱したニュータイプ主義では宇宙に住むすべての人々は実は潜在的なニュータイプであるとされ、ニュータイプと呼ばれる能力者はその潜在した力が早い時期に発露した存在とされた。 しかし実のところ、ザイデル自身はニュータイプやその能力そのものには関心がなく、むしろ疎ましくさえ思っていた。彼にとってニュータイプはあくまで思想統制の道具であり、ニュータイプ能力を失ったエースパイロットのランスロー・ダーウェルを重用したのもそのために過ぎなかった。ザイデルが必要としたのは自らの思想統制や主義に沿うニュータイプだけであり、ニュータイプ能力を有しているティファ・アディールが、宇宙ではなく地球の生まれであり、ザイデルの意思にも従わなかったため、彼女を認めようとはしない。
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