ニュー‐ジャーナリズムとは? わかりやすく解説

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ニュー‐ジャーナリズム【New Journalism】

読み方:にゅーじゃーなりずむ

記者単なる情報記録者ではなく取材対象個人的なかかわりあいをもつことで、事件本質伝えようとする報道の手法。


ニュー・ジャーナリズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/02 03:30 UTC 版)

ニュー・ジャーナリズム: New Journalism)は、1960年代後半のアメリカで生まれた新たなジャーナリズムのスタイル。従来のジャーナリズムにおいては何よりも客観性が重視されていたが、ニュー・ジャーナリズムでは、敢えて客観性を捨て、取材対象に積極的に関わり合うことにより、対象をより濃密により深く描こうとする。

ニュー・ジャーナリズムという語は、1973年トム・ウルフが、ニュー・ジャーナリズムの記事を編んだ『ニュー・ジャーナリズム』(The New Journalism)という書籍から広まったとされる。

ニュー・ジャーナリズムの代表的なジャーナリスト、小説家としては、『ライト・スタッフ』(1979年)のトム・ウルフ、『ラスベガスをやっつけろ』(1972年)のハンター・S・トンプソン、『夜の軍隊』(1968年)のノーマン・メイラーらの名が挙げられる。また、1966年に出版されたトルーマン・カポーティの『冷血』は、ニュー・ジャーナリズムの形成に大きな影響を与えたとされる。

日本では、沢木耕太郎が、一時期、ニュー・ジャーナリズムの旗手と呼ばれていた。

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