ナポリエスプレッソの話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/10 14:00 UTC 版)
東洋からもたらされたコーヒーを現在のエスプレッソの形に完成させたのはナポリで、当時はコーヒーとミルク、砂糖とカップを積んだ移動販売をしていた。そして次々にカフェが登場することになる。その中でも有名なのがガンブリヌスやカフェ・ピントというカフェで、詩人ジャコモ・レオパルディ(1798-1837)もそこで砂糖たっぷりのコーヒーを愉しんでいたと伝えられる(少なくとも砂糖をスプーン10杯いれていたらしい)。 グラン・カフェではコーヒーにクリームやココアを入れたレシピも生まれた。フランスのタレーランはエスプレッソを「地獄のように熱く悪魔のように黒い、そして天使のように純粋で愛のように甘い("caldo come l’inferno, nero come il diavolo, puro come un angelo e dolce come l’amore”)」と称賛した。
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