ドーピングへの批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 10:05 UTC 版)
「グレッグ・レモン」の記事における「ドーピングへの批判」の解説
後年ランス・アームストロングのドーピング問題を激しく批判したが、それ以前の現役時代からロードレース界のドーピングと薬物規制の緩さに対して一貫して批判していた。 「成績を見れば、選手が薬物を使用しているとか、上手にトレーニングをこなしていないとかがわかるものですよ。そういう選手に限ってある週は成績が良くて次の週は悪かったり」 「プロのレースで最も誤っているのは薬物規制をしていないことですね。必要なことですよ。ずいぶんたくさんの選手が薬物を使用しているんです。そんなことをするなんて本当に馬鹿げていますよ」 「選手の何人かが足の腱(けん)に問題があるのは、薬物を使用しているからなんです」 「薬物を使用するやつなんて馬鹿ですよ。ステロイドは本当に有害ですよ。それに頼りきりになっちゃいますからね」 「けっきょくは自分で自分の選手生命を縮めて、代価を支払わされることになるんです」 レモンの同時代の選手としては、ローラン・フィニョン、ペドロ・デルガドらには陽性反応の履歴があった。一方レモンは、確執のあったベルナール・イノーについては、そのクリーンさを認める発言をしている。P.D.M在籍時代、チームのマッサージ師だったオット・ジャーコムの言によれば、レモン自身は何の問題もないビタミン剤の注射すらしなかった。
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