トロリーバスと甲陽線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 21:33 UTC 版)
「阪神急行電鉄」の記事における「トロリーバスと甲陽線」の解説
1922年(大正11年)、阪神は子会社として摂津電気自動車を設立し、西宮市西部の香櫨園駅より北上し、苦楽園の辺りに至るトロリーバス(無軌道電車)の敷設計画を立てた。 阪急では、この計画は自社線のテリトリーを侵すものとして反発、同年12月に急遽本来の予定に無かった、神戸線夙川駅より分岐して甲陽園駅に至る甲陽線の敷設認可を受け、1924年(大正13年)10月1日に開業させた。 その後、阪神のトロリーバス計画は具体化せず、1931年(昭和6年)には摂津電気自動車は解散した。なお戦後には阪神電鉄バスにより、甲陽線のエリアを周回するようなルートの西宮山手線が開設された(2006年より阪神バスへ移管)。
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