トルコのロシア戦闘機撃墜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 23:15 UTC 版)
「2015-2016年ラタキア攻勢」の記事における「トルコのロシア戦闘機撃墜」の解説
11月24日、トルコのF-16はシリアとトルコの国境近くでロシアの戦闘爆撃機Su-24を撃墜した。ロシアのパイロット1人が死亡し、ラタキア北部の山岳地帯で行われた救助作戦で別のロシア兵が死亡した。ロシアの救助ヘリコプターもTOWによって破壊されたが、乗組員に怪我はなかった。その日遅く、2人目のパイロットは特殊部隊に救助され、その後ラタキアの軍用空港に到着した。 ジャバル・トルクメンは、トルコ空軍によるロシア戦闘爆撃機の撃墜後、ロシア軍による激しい爆撃を受けた。 11月27日、アル=カイダの関連組織アル=ヌスラ戦線とシリアのトルキスタン・イスラム党は、シリア陸軍が迫撃砲で砲撃し、ロシアの軍用機がジャバル・アル=アクラドを爆撃する中、ジャバル・ヌバ周辺でシリア政府軍とヒズボラ軍と戦った。シリア陸軍の数百発のロケットによる激しい砲撃により、トルクメンの軍事指導者であるジャバル・トルクマンとともに、トルキスタンイスラム党の15人の戦闘機が殺害された。トルキスタンイスラム党は、その週の間に政府軍との衝突で30人以上が殺害されたと報告した。 同日、政府軍はさらに2つの丘を奪還し、ジャバル・アル=ヌバ山を確保した。
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