トラファルガー_(駆逐艦)とは？わかりやすく解説

HMS トラファルガー
基本情報
建造所	スワン・ハンター
運用者	イギリス海軍
級名	バトル級駆逐艦
艦歴
起工	1943年
進水	1944年1月12日
就役	1945年7月23日
退役	1963年
除籍後	ポーツマスで予備役入り。1971年にダルミュアでスクラップ
要目
基準排水量	2,325 英トン
全長	379 ft (116 m)
最大幅	40.25 ft (12.27 m)
兵装	45口径11.4cm砲（QF 4.5インチ砲Mk.III）×4門; 連装砲塔Mk.IV×2基; 40口径10.2cm単装高角砲 (QF 4インチ砲Mk.XIX）×1基; 56口径40mm連装機銃ヘイズメイヤーMk.IV砲座×4基; 56口径40mm単装機銃 Mk.VII砲座×4-6基; 533mm 4連装魚雷発射管×2基; 爆雷投下軌条×2基; 爆雷投射機×4基; スキッド対潜迫撃砲×1基に後日換装
その他	ペナント・ナンバー：D77
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トラファルガー(Trafalgar)はイギリス海軍のバトル級駆逐艦である。艦名は1805年にフランス・スペイン艦隊にイギリスが勝利したトラファルガーの海戦にちなむ。トラファルガーはタイン川沿いにあるスワン・ハンター社で建造された。トラファルガーは1944年1月12日に進水し、1945年7月23日に就役した。

艦歴

1945年8月、トラファルガーはアンソニー・F・パグスレイ艦長の指揮の元、姉妹艦で構成された第19駆逐艦戦隊^[1]の一員として地中海を経由して極東に配備され、極東を拠点に様々な任務を行った。しかしその滞在は短かく、翌年すぐに他の第19駆逐艦戦隊の船と共に地中海を経由してイギリスに帰還した。イギリスに帰国した後、トラファルガーは予備艦隊に配備され、1950年代には姉妹艦も同様に予備役となった。1953年、予備役である時に、トラファルガーはエリザベス2世の戴冠式を祝う観艦式に参加した^[2]。

1958年、トラファルガーは改装を終え、就役し第7駆逐隊の嚮導艦となり、本国艦隊と地中海艦隊^[3]で活動した。1961年、イギリスへ帰還する少し前、トラファルガーは誤って第1駆逐隊の嚮導艦である姉妹艦のソルベイ（英語版）に衝突されたため、イギリスへの帰還が遅れた。1962年、トラファルガーは駆逐隊の船と一緒に地中海へ最後の航海をし、多くの海軍演習と友好訪問を行った。

退役と解体

トラファルガーと他の第7駆逐隊の船は1963年にイギリスに帰還し、そこでトラファルガーは退役し、その後ポーツマス造船所で予備艦となった。1970年6月8日、ダルミュアに到着したトラファルガーは最終的にスクラップとして解体された。

脚注

^ Pugsley, AF; Macintyre, Donald (1957). Destroyer Man. London: Weidenfeld & Nicolson
^ Souvenir Programme, Coronation Review of the Fleet, Spithead, 15th June 1953, HMSO, Gale and Polden
^ Marriott, Leo (1989). Royal Navy Destroyers Since 1945. Ian Allan Ltd. pp. 75

参考文献

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Hodges, Peter (1971). Battle Class Destroyers. London: Almark Publishing. ISBN 0-85524-012-1

[1] Pugsley, AF; Macintyre, Donald (1957). Destroyer Man. London: Weidenfeld & Nicolson

[2] Souvenir Programme, Coronation Review of the Fleet, Spithead, 15th June 1953, HMSO, Gale and Polden

[3] Marriott, Leo (1989). Royal Navy Destroyers Since 1945. Ian Allan Ltd. pp. 75

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トラファルガー_(駆逐艦)とは？わかりやすく解説