トラック・バス・タクシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 00:43 UTC 版)
「2006年の労働界」の記事における「トラック・バス・タクシー」の解説
労働環境の深刻化が指摘されるトラック、バス、タクシー業界について 2月12日、京都府の京滋バイパスで、居眠り運転が原因でタンクローリーが渋滞車列に突っ込み、12台が絡む多重事故が起こる。このタンクローリーの運転士は事故までの1ヶ月間、国土交通省の定めた最長拘束時間320時間を大幅に超える約420時間勤務で休日は3日しかなかったと判明。運転士を雇っていた会社は同月3日に近畿運輸局滋賀運輸支局から拘束時間について警告を受けていた。この会社の社長らは道路交通法違反(過労運転下命)の容疑で3月6日に逮捕される。 3月4日、独立行政法人労働者健康福祉機構の調査で、過労の長距離トラック運転士が居眠り運転や突然の眠気など睡眠障害を多く引き起こすことが証明される。これを受けた厚生労働省は実態調査を始め、労災防止のガイドラインを見直すことを検討。
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