トムソンとの経営統合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 07:12 UTC 版)
2007年5月15日、カナダの情報サービス大手企業であるトムソンがロイターを87億ポンド(約2兆1000億円)で買収することで合意したとロイターは伝えた。2008年4月17日に買収が完了し、新会社「トムソン・ロイター」が発足した。金融情報サービスで米国ブルームバーグを抜き世界最大手となる。 金融情報・報道部門は引き続き「ロイター」ブランドを使用し、ロイターの編集権の独立も維持されるとしている。しかし、他の報道機関からはトムソンに買収されることによってロイターの「報道が変質するのではないか」(東京新聞)、「ニュースの質及び編集の中立性に起こりうる長期的な脅威」(BBC)といった懸念が表明された。 なお日本では2008年10月13日以降、テレビの株価・金融情報のクレジットが「REUTERS」(ロイター)から「THOMSON REUTERS」(トムソン・ロイター)に変更されている。
※この「トムソンとの経営統合」の解説は、「ロイター」の解説の一部です。
「トムソンとの経営統合」を含む「ロイター」の記事については、「ロイター」の概要を参照ください。
- トムソンとの経営統合のページへのリンク