トニー・ブライズとは? わかりやすく解説

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トニー・ブライズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 05:57 UTC 版)

トニー・ブライズ
基本情報
フルネーム アンソニー・ウィリアム・ブライズ
国籍 イギリス
イングランド
出身地 同・ケント州ダートフォード
生年月日 (1952-03-28) 1952年3月28日
没年月日 (1975-11-29) 1975年11月29日(23歳没)
F1での経歴
活動時期 1975
所属チーム '75 ウィリアムズ, ヒル
出走回数 10
優勝回数 0
表彰台(3位以内)回数 0
通算獲得ポイント 1
ポールポジション 0
ファステストラップ 0
初戦 1975年スペインGP
初勝利
最終勝利
最終戦 1975年アメリカGP
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アンソニー・"トニー"・ウィリアム・ブライズAnthony "Tony" William Brise, 1952年3月28日 - 1975年11月29日)は、イギリスF1ドライバーである。ケント州ダートフォード生まれ[1]

来歴・人物

父親がレーシングドライバーだった[1][2]影響で、10歳の時にカートレースを始める[2]1971年フォーミュラ・フォードのチャンピオンを獲得[1]。翌1972年F3に昇格し、1973年イギリスF3選手権Lombard・JPS両シリーズのチャンピオンとなり[1]1974年からフォーミュラ・アトランティックに転向する[2]

1975年スペインGPで、F2レースに出場するジャック・ラフィットの代理としてウィリアムズからF1デビューし[3]、7位で完走する。その後ベルギーGPからグラハム・ヒル率いるエンバシー・ヒルに加入。スウェーデンGPで6位入賞したのを始め、予選10位以内に4度入る活躍を見せる。

シーズン終了後の11月29日、フランスのポール・リカール・サーキットで行われた1976年用のマシン、ヒル・GH2のテストを終えた帰途、乗っていた小型飛行機がロンドン郊外のアークレー・ゴルフコースに墜落。ヒル、4人のチームスタッフと共に死亡した。23歳没。

F1での成績

(key)

エントラント シャシー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 WDC Points
1975 ウィリアムズ FW03 ARG BRA RSA ESP
7
MON 19位 1
エンバシー・ヒル GH1 BEL
Ret
SWE
6
NED
7
FRA
7
GBR
15
GER
Ret
AUT
15
ITA
Ret
USA
Ret

脚注

  1. ^ a b c d Tony Brise Profile”. Grandprix.com. 2011年10月4日閲覧。
  2. ^ a b c 『AUTO SPORT YEAR '75/'76』 三栄書房、1976年、224頁。
  3. ^ ブルース・グラント・ブラハム著、菅野佳子訳『チーム・ウィリアムズの全て』 ソニー・マガジンズ、1992年、107頁。

関連項目

外部リンク

タイトル
先代
リッキー・フォン・オペル
イギリスF3選手権
BRSCC North Central Lombardシリーズ・チャンピオン

1973
次代
ブライアン・ヘントン
先代
ロジャー・ウィリアムソン
イギリスF3選手権
BRSCC JPSシリーズ・チャンピオン

1973
次代
ブライアン・ヘントン



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