データイムランニングランプ
北欧など、冬季に降雪、霧、曇天など日照が少なく見通しのよくない地域、また凍結が起こりやすい路面では、対向車を早めに視認しやすいことが安全上の要件である。北欧諸国では1980年代から、昼間もヘッドライトを自動点灯することが法規制で要求されるようになり、北半球諸国ではしだいに採用が進んでいる。昼夜を問わずエンジンをかければ同時にヘッドランプが点灯するため、当初はバッテリーや電球の短寿命化が懸念されたが、あまり問題なく推移した。日本でも近年、データイムランニングランプ使用による事故発生率低下のデータが紹介され、運送業務用車、タクシーなどで採用例が増加しつつある。
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