デュアルインディペンデントバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 03:38 UTC 版)
「システムバス」の記事における「デュアルインディペンデントバス」の解説
CPU設計が、より高速な内部バスとより低速なペリフェラルバスを使用するように進化したことにより、インテルは、メインシステムメモリとの間の外部フロントサイドバスと、1つまたは複数のCPUとCPUキャッシュとの間の内部バックサイドバス(英語版)を使用する、デュアルインディペンデントバス (Dual Independent Bus, DIB) という言葉を使用するようになった。これは、1990年代半ばから後半にかけてPentium ProやPentium IIに導入された。CPUがメインメモリや入出力装置との間でデータ通信するためのプライマリバスをフロントサイドバスと呼び、バックサイドバスは2次キャッシュにアクセスする。 現代のPCやサーバでは、HyperTransportやインテル QuickPath インターコネクトなどの高性能な相互接続技術が使用されているが、よりシンプルな組み込みマイクロプロセッサではシステムバス・アーキテクチャが使用され続けている。システムバスを単一の集積回路の内部に内蔵することにより、System-on-a-chipを実現することもできる。その例として、AMBA(英語版)、CoreConnect(英語版)、Wishbone(英語版)などがある。
※この「デュアルインディペンデントバス」の解説は、「システムバス」の解説の一部です。
「デュアルインディペンデントバス」を含む「システムバス」の記事については、「システムバス」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からデュアルインディペンデントバスを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からデュアルインディペンデントバスを検索
- デュアルインディペンデントバスのページへのリンク