ディソナンス
英語:dissonance
ディソナンス(dissonance)とは、音楽理論における用語で、音の不協和音を指す。複数の音が同時に鳴る際に、その音の組み合わせが耳に不快感を与える場合、それをディソナンスと呼ぶ。しかし、不協和音は必ずしも「悪い」ものではなく、音楽の表現の一部として利用されることも多い。例えば、ジャズや現代音楽では、ディソナンスが積極的に用いられ、音楽の深みや緊張感を生み出す要素となっている。また、心理学では、一人の人間が抱く二つの相反する信念や価値観の間に生じる心の葛藤を指す「認知的不協和音(cognitive dissonance)」という概念も存在する。
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