テスラコイルの応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:03 UTC 版)
教材として火花放電(コロナ放電)の観察に用いられることがある。 現在でも蛍光管の出荷検査の際に検査装置として利用される。 HIDランプ(CDM[要曖昧さ回避], HIQ)の点灯(起動)回路(イグナイター)に応用されている。 液晶バックライトに使われている冷陰極管を点灯させるために用いられる冷陰極管インバーターの変圧器はフェライト・コアを用いて小型化を実現したテスラコイルである。 一次コイルと二次コイル間の結合が低いにもかかわらず、高い効率で二次コイルに電力が伝送される原理は二次コイルの高い共振Q値に関係しているとされており、電磁界共鳴方式のワイヤレス電力伝送の開発者であるマリン・ソーリャチッチ(Marin Soljačić)やその他の開発者らに多くのヒントを与えているところから、ワイヤレス電力伝送もテスラコイルの原理の一つの応用であると考えても良い。 放電音を利用して、楽曲を演奏する試みも行われている。
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