冷陰極管インバータ
(冷陰極管インバーター から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 08:38 UTC 版)
冷陰極管インバータ(れいいんきょくかんインバータ)、CCFLインバータ(英: CCFL inverter)とは、冷陰極管 (CCFL) を点灯するために数百ないしkVオーダーの高電圧の交流電流を供給する電気インバータである。CCFLは、バッテリなどの直流電源によって駆動される電気機器の安価な照明ユニットとして使用されることが多い。CCFLインバータ回路はその使用される電力と比較して小型であり、80%以上の変換効率を持ち、なおかつ調整可能な光出力 (調光) が可能である。これらは、白色LED普及前の液晶ディスプレイのバックライトや広告看板の照明等に広く使用されていた。
- ^ 液晶バックライトの歴史
- ^ Royer回路(ロイヤー回路)について
- ^ P.J. Baxandall, "Transistor Sine-Wave LC Oscillators", International Convention on Transistors and Associated Semiconductor Devices, 25 May 1959, fig 5, p. 751
- ^ 歪んでEMI (輻射雑音) の多い電流波形
- ^ 共振型による高効率インバータの設計法と液晶バックライトの寄生容量 照明学会,MD-00-79,2000年10月
- ^ LCDバックライト用インバータの最新動向と調相結合トランス型インバータ
- ^ 小型バックライトインバータの技術動向
- ^ 「ついに突破口が見つかったワイヤレス給電の新方式磁界共振理論の問題を微修正して効率とロバスト性を改善」『グリーン・エレクトロニクス』第19号、CQ出版、2017年10月、52-67頁、ISBN 9784789848503。
- ^ Class E SSTC
- ^ halfbridge sstc: 30cm/12" sparks
- 1 冷陰極管インバータとは
- 2 冷陰極管インバータの概要
- 3 関連項目
- 冷陰極管インバータのページへのリンク