テオドール・ベルガーとは? わかりやすく解説

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テオドール・ベルガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/06 00:21 UTC 版)

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テオドール・ベルガー(Theodor Berger, 1905年5月18日 - 1992年8月21日)は、オーストリア作曲家

生涯

ニーダーエスターライヒ州トライスマウアー出身。1926年から1932年までウィーン音楽院フランツ・シュミットに師事した。1932年にベルリンに行き、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーに作品を認められた。1939年ウィーンに戻ってフリーランスの作曲家として活動したが、ドイツアメリカ合衆国を往復し、ロージャ・ミクローシュヨーゼフ・マルクスサミュエル・バーバーヴェルナー・エックらと交友関係を持った。1949年にウィーン市音楽賞を、1959年にはオーストリア国家賞を受賞した。

作品は協和音と不協和音多調を駆使したもので、イーゴリ・ストラヴィンスキーバルトーク・ベーラの影響も指摘される。

なお、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ティンパニ奏者にも同名の奏者がいるが、別人である。

作品

  • ロンディーノ・ジョコーソ(1933年)
  • ホメロス交響曲(1948年)
  • ロンド・オスティナート(1955年)
  • 交響曲「四季」(1957年)
  • ヴァイオリン協奏曲(1964年)

参考文献

  • G. Brosche (Hrsg.), Musikalische Dokumentation T. Berger, Ausstellungskatalog, Österreichische Nationalbibliothek, Wien, 1998 (mit Werkverzeichnis).




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