ティカとジャマラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 10:04 UTC 版)
一般的にダサインの初日はガタスタパナ(鉢おさめ)「Ghatasthapana」から始まる。この日に、祈り部屋に少量の砂を用意し、聖水が入ったカラシュ(儀礼などに用いる特別な容器)をその上に設置する。それを牛糞で覆う。この牛糞と砂に大麦の種が植えられる。また、この種まきは占いによって適切な時間に実行されることになっている。この儀式は家父長または司祭によって実行される。 毎日の大麦の種への聖水まきもすべて家父長によってされる。十日ぐらいでこの種が5・6センチぐらいの黄色い苗に成長する。これがジャマラというものでティカの時に年配者からもらえるものの正体である。 ガタスタパナの七日目がフルパティ「Fulpaati」の日である。ネパールでは国王がいた時までは、この日にゴルカにある国王の実家からジャマラをカトマンズに持ってくる儀式があった。
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