ダーティー・ジョーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:45 UTC 版)
「ダーティー・ジョーク」とは、性的なタブーを扱った下品なジョークである。ダーティー・ジョークのターゲットとなるのは性差別主義者であることが多い。他のカテゴリーにおいても「ダーティー」なジョークは多い。またダーティ・ジョークの効果は、更なるタブーの追加に(例えばネタとして修道女を登場させるなど)よって、より強められる。 Two nuns are in the bath. One says, "Where's the soap?" The other says, "Yes, it does." (二人の修道女がお風呂に入っていた。一人が「石鹸は……?」と聞くと、もう一人が答えた。「ええ、イイわよ」) このジョークについてあえて解説すれば、これは性的なタブー(修道女の性生活)についてのジョークであるのと同時に、シャレ(最初の修道女の "where's" という言葉を、二人目が "wears" と聞き間違えた)の要素も含んでいる。 その他にも、聞き手が想像を逞しくしているような性的な内容が全く含まれていないという、不完全燃焼のようなタイプのものもある。 There was an old farmer who sat on a rick/Laughing and waving his big hairy fist. (干し草の山に年老いた農夫が座っていた。ニヤニヤしながらデカくて毛深い、拳を揺すっていた。) このジョークのミソは、後の文節の最後の単語 "fist" が、前の文節の最後の単語 "rick" と韻を踏んでいると期待させ、実は違うというところであり、このタイプのジョークではしばしば、 "fist" という前に一呼吸置くのが常套手段である。 "rick" と韻を踏む性的な単語とは、当然 "dick" (男性器)を連想させる。
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