ダブルオーバータイムでのフリースロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/28 13:41 UTC 版)
「デイビッド・パルマー」の記事における「ダブルオーバータイムでのフリースロー」の解説
2007年2月24日に大阪市中央体育館で行われた新潟アルビレックスBB戦は、新潟ペースでゲームが進む中、第4クォーターに大阪が追い上げを見せる。そして1点を追うエヴェッサは試合終了間際、パルマーがゴール前にドリブルで持ち込み、2点シュートを放つも失敗。この時点で残り時間はなくなっていたが、新潟にパーソナルファウルがあり、パルマーに2本のフリースローが与えられる。1本目を冷静に決めたパルマーだが、2本目を失敗。勝負の行方はオーバータイムに持ち込まれた。オーバータイムでは大阪ペースで進むが、試合終了間際に2点を追う新潟のニック・デービスが2点シュートを決め、同点。しかも大阪にファウルがあり、デービスにフリースローが与えられた。この時点で時計は0を示していなかったが、決められれば大阪の敗戦が濃厚になる。しかし、デービスはこのフリースローを外し、オーバータイムでも決着が着かず、ダブルオーバータイムに持ち込まれる。試合終了間際、1点を追う大阪はパルマーがゴール前でシュートを放つも失敗。しかし新潟にパーソナルファウルがあり、パルマーに2本のフリースローが与えられる。事実上、残り時間はほとんどなく、大阪が勝利するためには、パルマーがフリースローを2本決めるしかなかった。パルマーはこれを2本とも決めた。新潟は最後の攻撃を試みるも、シュートは外れ、85-84で大阪エヴェッサが逆転勝利をおさめ、4000人以上のブースターを興奮の渦に巻き込んだ。
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