タンタンの長編アニメーション映画とは? わかりやすく解説

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タンタンの長編アニメーション映画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/03 21:05 UTC 版)

タンタンの長編アニメーション映画(タンタンのちょうへんアニメーションえいが)では、ベルギーの漫画家エルジェによる漫画バンド・デシネ)『タンタンの冒険』を題材とした長編アニメーション作品について記す。ベルギーベルヴィジョン・スタジオにて、全2作品が制作された。

タンタンの冒険旅行 太陽の神殿

タンタンの冒険の中の「ななつの水晶球」と「太陽の神殿」の2冊を原作とする劇場版長編アニメーション。基本的な進行は原作に沿っているが、原作にはない登場しない王の娘(王女)が登場する。

タンタンの冒険旅行 湖底のひみつ基地

  • 制作年:1972年
  • 制作国:ベルギー、フランス、スイス合作
  • 監督:レイモン・ルブラン
  • 脚本:ミシェル・レニエ
  • 撮影:フランソワ・レオナール
  • 音楽:フランソワ・ローベ

エルジェの原作には存在しない完全オリジナル作品。

湖底にあるビーカー教授の屋敷兼ラボに招待されたタンタン一行であったが、教授が開発したという装置を悪の組織に狙われ、地元の子供たちも危機にさらされる中、タンタンが悪の組織に挑むというストーリー。

  • フランス語タイトル:『Tintin et le lac aux requins』
  • 英語タイトル:『Tintin and the Lake of Sharks
  • 日活版タイトル:『タンタンの冒険旅行 湖底のひみつ基地』
  • カートゥーン ネットワーク版タイトル:『タンタンの冒険 呪われた湖の謎』

日本語版について

日本では1989年、『タンタンの冒険旅行 太陽の神殿』のVHSが発売され、翌1990年には『タンタンの冒険旅行 湖底のひみつ基地』のVHSも発売された。発売元はいずれも日活で、日本語吹替版であった。

その後2000年から2002年にかけて、カートゥーン ネットワークで上記2作品が放映された。邦題および翻訳は日活版から変更され、声優も一部を除いてネルバナ・Ellipse制作のアニメ『タンタンの冒険』に準じたキャストへと一新されている。

2007年4月、シネフィル・イマジカから「タンタンの冒険旅行〈劇場版アニメーション〉メモリアルDVD-BOX」が発売された。これはエルジェ生誕100周年を記念しての限定発売。なお、2002年にカートゥーン ネットワークで放映されたベルヴィジョン・スタジオ製作の旧TVシリーズを約1時間に編集した『ビーカー教授事件』も入っている。特典映像としてカートゥーン ネットワークで放映された「太陽の神殿」でカットされた一晩森で過ごす時にソリーノが歌うシーンが収録されている。


キャラクター 日活版 カートゥーン ネットワーク版
タンタン 三ツ矢雄二 草尾毅
ハドック船長 内海賢二
ビーカー教授 槐柳二 辻村真人
トンプソン(デュポン) 上田敏也 永井一郎
トマソン(デュボン) 石井敏郎
ソリーノ 田中真弓 津村まこと
ニコ 横沢啓子 浅野まゆみ
ヌーシュカ 不明 三浦智子

脚注

注釈

出典





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