タマラ・ジダンシェク (Tamara Zidanšek , 1997年 12月16日 - )は、スロベニア 出身の女子プロテニス 選手。身長168cm、右利き。キャリアでシングルス 1勝・ダブルス 3勝。WTA 自己最高位はシングルス22位・ダブルス56位。2021年現在のコーチはPancho Alvariño。2021年全仏オープン シングルスでベスト4。
略歴
2018年全米オープン のシングルスで初めてグランドスラム 本戦入りし、同年9月にWTA250のダブルスでツアー初優勝。2019年5月にWTA250のシングルスで初めて決勝進出など、シングルス自己最高位の56位を記録。2021年に93位までランキングを落とすが、ダブルスでは自己最高位の56位を記録。 同年の全仏オープン のシングルスで、1回戦第6シードのアンドレースク をフルセットデスマッチの末、ファイナルセット7-9で下す金星を挙げ、全仏シングルスで初勝利。その後も2回戦のブレングル(英語版 ) を2-0, 3回戦のシニアコバ を2-1、4回戦のクルステア を2-0、準々決勝のバドーサ をデスマッチの末2-1で下した。準決勝でパブリュチェンコワ に0-2で敗れ、ベスト4となった。同年7月のローザンヌ でシングルスで初めてツアー優勝を挙げる。
得意サーフェスはクレーコート 。
裁判官である父親の影響でテニスを始めた。ジュニア時代は夏季はテニス、冬季はウィンタースポーツを兼任していて、スノーボード の国内大会で3回優勝している。寒さが苦手でプロはテニスを選択した[ 1] 。
スロベニア語 のほか、セルビア・クロアチア語 、英語 、ドイツ語 が話せる。
略語の説明
W
F
SF
QF
#R
RR
Q#
LQ
A
Z#
PO
G
S
B
NMS
P
NH
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
WTAツアー決勝進出結果
シングルス: 1勝2敗
階級別勝敗
グランドスラム (0–0)
プレムアM・プレミア5 / WTA 1000 (0–0)
プレミア / WTA 500 (0–0)
インターナショナル / WTA 250 (1–2)
サーフェス別勝敗
ハード (0–0)
グラス (0–0)
クレー (1–2)
結果
勝-敗
日時
大会
サーフェス
対戦相手
スコア
準優勝
0–1
000000002019-05-01-0000 2019年5月
ニュルンベルク
クレー
ユリア・プチンツェワ
6–4, 4–6, 2–6
準優勝
0–2
000000002021-04-01-0000 2021年4月
ボゴタ
クレー
マリーア・カミーラ・オソリオ・セラーノ(英語版 )
7–5, 3–6, 4–6
優勝
1–2
000000002021-07-01-0000 2021年7月
ローザンヌ
クレー
クララ・ビュレル(英語版 )
4-6, 7-6(7-5) , 6-1
ダブルス: 3勝1敗
階級別勝敗
グランドスラム (0–0)
プレムアM・プレミア5 / WTA 1000 (0–0)
プレミア / WTA 500 (0–1)
インターナショナル / WTA 250 (3–0)
サーフェス別勝敗
ハード (2–1)
グラス (0–0)
クレー (1–0)
結果
勝-敗
日時
大会
サーフェス
パートナー
対戦相手
スコア
優勝
1–0
000000002018-09-01-0000 2018年9月
タシケント
ハード
オルガ・ダニロビッチ(英語版 )
イリーナ=カメリア・ベグ ラルカ・オラル(英語版 )
7–5, 6–3
準優勝
1–1
000000002019-09-01-0000 2019年9月
鄭州(英語版 )
ハード
ヤニーナ・ヴィクマイアー
ニコール・メリカー(英語版 ) クベタ・ペシュケ
1–6, 6–7(2–7)
優勝
2–1
000000002020-08-01-0000 2020年8月
パレルモ
クレー
アランチャ・リュス(英語版 )
エリザベッタ・コッチャレット(英語版 ) マルティーナ・トレヴィザン(英語版 )
7–5, 7–5
優勝
3–1
000000002020-11-01-0000 2020年11月
リンツ
ハード (屋内)
アランチャ・リュス
ルツィエ・ハラデツカ カテリナ・シニアコバ
6–3, 6–4
脚注
外部リンク