タグ・アンド・リリース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 05:45 UTC 版)
「キャッチ・アンド・リリース」の記事における「タグ・アンド・リリース」の解説
日本の地方自治体の一部やジャパンゲームフィッシング協会(JGFA)では魚の背びれなどにIDが振られた標識タグを打ち込んでリリースする活動を行っている。これはタグ・アンド・リリースという行為で、主に回遊性のある魚(スズキ、マグロなど)の回遊ルートを追跡し、水産研究に役立てるための活動である。 このような魚をもし釣った場合、行っている団体に捕獲魚種名、標識記号-番号、捕獲年月日、捕獲場所、大きさ(全長、叉長)捕獲方法(JGFAの場合)を報告し、なるべくリリースすることが望まれる。 また、JGFAでは一般の会員向けにタグを打たせる活動も行っている。なおJGFAの活動は農林水産省と協力して行われている。 内水面でも、主に漁協や研究機関の調査目的で時折行われている。この場合タグでは無く特定のヒレの一部に切れ込みを入れている場合もある(魚のヒレには痛点が無く、また一箇所切った程度なら遊泳能力に支障をきたす事はあまりない)。
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