ソンタグによる「キャンプ」の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 15:20 UTC 版)
「キャンプ (様式)」の記事における「ソンタグによる「キャンプ」の例」の解説
ソンタグは「《キャンプ》についてのノート」でキャンプの例として以下を挙げている。 ティファニーのテーブル・ランプ。 オーブリー・ビアズリーの版画。 バレエ『白鳥の湖』。 ベッリーニのオペラ。 ルキノ・ヴィスコンティ演出による『サロメ』と『あわれ彼女は娼婦』。 フラッシュ・ゴードンが登場する古いコミック。 1920年代の女性ファッション。 ジャン・コクトーの人柄と作品(アンドレ・ジッドはキャンプでない)。 リヒャルト・シュトラウスのオペラ(リヒャルト・ワーグナーのオペラはキャンプではない)。 ティン・パン・アレーやリヴァプールの音楽(ジャズはキャンプではない)。 イタリアのマチステ・シリーズ、日本の『空の大怪獣ラドン』『地球防衛軍』『美女と液体人間』(『渚にて(On the Beach)』はキャンプでない)。 ジェーン・マンスフィールド、ジーナ・ロロブリジーダ、ジェーン・ラッセル、ヴァージニア・メイヨの「わざとらしくどぎつい女らしさ」を誇示する女優。 スティーヴ・リーヴス、ヴィクター・マチュアなどの「誇張された男らしさ」を誇示する男優。 『極楽特急』『マルタの鷹』『スペイン狂想曲』をはじめとした6本のジョセフ・フォン・スタンバーグ監督・マレーネ・ディートリヒ主演作の映画(『イヴの総て』『悪魔をやっつけろ(Beat the Devil)』はキャンプでなく、キャンプを狙った「似非キャンプ」映画である)。
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