ソクラテスによる演目変更要求
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 18:33 UTC 版)
「饗宴 (クセノポン)」の記事における「ソクラテスによる演目変更要求」の解説
さらに道化者ピリッポスを煽る者と諌める者がいたが、ソクラテスが場を収めるために皆で歌を歌うことを提案し、一同は歌を歌った。 歌が終わる頃に、芸人一座が次の演目に使う「ろくろ」を持ち込んできた。おそらく踊り娘が回転するろくろの上で読み書きをする演目だとソクラテス等には予想された。 そこでソクラテスはシュラクサイの男に、「少年・少女が気楽に時を過ごせて自分たちも楽しめるような演目を望んでいるし、剣の輪へと宙返りしたり、回転するろくろの上で読み書きしたり、体をねじった踊りといったものはそういうものではない」として、饗宴の酒席にふさわしい、カリテス(優美の女神たち)、ホーライ(季節の女神たち)、ニュンパイ(精霊たち)のような踊りの演目を要求する。 シュラクサイの男も了承する。
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