ソクラテスの後景化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 04:54 UTC 版)
プラトンの後期(あるいは中期の『パルメニデス』以降)の作品は、中期『パイドロス』以前の作品とは毛色の異なる「発展的な内容」を扱っていくため、ソクラテス以外の人物にプラトンの思想を語らせることが多い。 本作『ソピステス』と、続編『ポリティコス(政治家)』では、「エレアからの客人」が問答を主導してその思想を語り、『ティマイオス』ではティマイオスが、『クリティアス』ではクリティアスが、そして最後(後期末)の対話篇である『ノモイ(法律)』では「アテナイからの客人」が、その思想を語る役となっている。
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