セルカークの住居跡の考古学的発見
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「アレキサンダー・セルカーク」の記事における「セルカークの住居跡の考古学的発見」の解説
2005年、探検家の髙橋大輔がリーダーを務める探検隊がロビンソン・クルーソー島内でセルカークの住居跡を探し、焚火跡の炭と、その炭に混じった「ディバイダ(割りコンパス)」と呼ばれる航海用具を、深さ約2メートルの地中から発見した。 この炭の年代はセルカークの時代に該当していることが後の調査で判明した。17〜18世紀初頭にかけて同島に着船した船の記録は少なく、その中でも航海士であったセルカークはディバイダを日常的に使う職務に就いており、ディバイダはセルカークが漂流中に所持していた物品のリストとも一致していた。髙橋によれば、このことがセルカークの住居跡の発見の決め手となったという。
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