スポット日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 23:06 UTC 版)
詳細は「約定#約定日(取引日)と決済日」を参照 金融では、スポット日とは、取引が当日に行われる通常の決済日を指す。この種の取引は、スポット取引または単にスポットと呼ばれる。 金融取引の種類によってはスポット日は異なる場合がある。外国為替市場では、スポット日は通常、取引日の2銀行営業日先(T+2、と表記される)である。しかし、アメリカドル~カナダドルのような一部の通貨ペア(英語版)では取引日の翌日(1銀行営業日先。T+1と表記される)である。スポット日以降に決済される取引は、先渡契約または先渡契約と呼ばれる。 他の決済日も可能である。標準決済日は、スポット日から計算される。たとえば、1か月物の外国為替先物は、スポット日付の1か月後に決済される。つまり、今日が2月1日である場合、普通のT+2のスポット日は2月3日で、1か月物の先物では3月3日となる(これらの日付がすべて営業日であると仮定)。外国為替スワップなど、2つの日付がある取引の場合、通常、最初の日付がスポット日と見なされる。
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