スペ1形(第2期I第3期スペ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 18:48 UTC 版)
「南満洲鉄道の車両」の記事における「スペ1形(第2期I第3期スペ)」の解説
諸元 動輪直径 : 54in(1,372mm) シリンダ(内径×行程) : 9in×16in(229mm×406mm) 缶圧 : 160psi(11.2kg/cm2) 火床面積 : 9.6ft2(0.89m2) 機関車整備重量: 72800lbs(33.03t) 動輪上重量 :27600lbs(12.52t) ボールドウィン製の客車形蒸気動車で、1907年に2両が製造された。2軸ボギー車で、片側の動台車のうち1軸(内側)が動輪。木製客車の外観を持つ車体は半分が運転室・機関室(通常の蒸気機関車と逆に内側に煙室を向けているボイラーが置かれている)で、次に戸棚と便所があり、後半が客室。机・藤製の椅子8脚等が置いてあり、幹部の視察・軌道検査等に使用された。
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