スパイク鉄疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:10 UTC 版)
シンコウキングが高松宮杯を勝利した後、週刊文春で同馬が規定違反の蹄鉄である「スパイク鉄」を使用しているという写真付記事が掲載された。万一にもそれが真実であれば競走の公正を揺るがす重大なスキャンダルとなるだけに、記事が出るという第一報の段階では競馬業界の内外で話題となった。 その写真では、一見すると蹄鉄に10cm程の何かが付けられているようにも見えたが、程なくそれはスパイクではなく馬の疾走によって跳ね上がった芝の塊であったことが判明し、スパイク鉄疑惑は明確に否定された。最も、そもそもスパイク鉄のスパイクがそんなに長かったら芝の馬場でまともに走る事は困難である。センセーショナリズムに根ざした写真週刊誌業界の常ではあるが、結局のところ、この記事自体は写真を見てライターが半端な競馬知識に基づく憶測やあるいは思い付きでセンセーショナルな記事を書いた、というのが真相の様である。
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